昔聞長老言
【首相批判の若手は「お笑いタレントにでもなれ」…森氏ほえる】
森元首相は30日夜、兵庫県洲本市での自民党衆院議員の国政報告会で講演し、塩崎恭久・元官房長官らが麻生首相の政権運営に批判的な動きをしていると指摘した上で、「(総裁選で麻生氏を)自分たちで選んで、わずか2か月なのに、しっかり守っていこうという気持ちを持たないで、なんで政治家をやっているのか。マスコミに受けようとするなら、お笑いタレントでもやればいい」と述べ、厳しく批判した。( 読売新聞:11月30日)
今聞長老言 今聞く長老の言
抱腹毎失笑 腹を抱えて常に失笑
奈何支持率 奈何(いか)んぞ 支持率
忽已下此程 忽ち已に此れ程に下がるとは
踏我在任轍 我が在任の轍を踏むこと
一毫無復違 一毫も復た違うなし
滑滑轉欲喋 滑り滑りて転(うたた)喋らんと欲す
余命豈再延 余命豈(あに)再び延ばさんや
傾党時作笑 党を傾けて時にお笑いを作(な)し
竟此短命賭 此の短命賭けるを終えん
若手不留意 若手意を留めず
何憂身置所 何ぞ老い身の置き所
昔聞長者言 昔 長者の言を聞けば
掩耳毎不喜 耳を掩うて毎に喜ばず
奈何五十年 奈何ぞ五十年
忽已親此事 忽ち已に此の事を親(みづから)せんとは
求我盛年歡 我が盛年の歡を求ること
一毫無復意 一毫も復た意無し
去去轉欲速 去り去りて轉た速くならんと欲す
此生豈再値 此の生豈に再び値はんや
傾家持作樂 家を傾けて持って樂しみを作し
竟此歳月駛 此の歳月の駛するを竟へん
有子不留金 子有るも金を留めず
何用身後置 何ぞ用ひん身後の置(はからひ)を
陶淵明の「雑詩 其六」
● 会社の合同の忘年会に出た。無論“壁の花”であった。それにしても、自分も長老の部類に入ったものだなぁと、あらためて感じた。中締め前にすごすごと辞去した。帰去来の辞。
(旧暦 11月5日丙子)
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